四十肩・五十肩
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ある日突然腕を動かしたら激しい痛みになったことはありませんか?
四十肩・五十肩の典型的な発祥パターンです。ほとんどが片側の肩のみに症状が現れます。
痛みが肩だけでなく手先にも広がる事はありませんか?
シビレが強くなり眠れないほどの痛みが強くなることもあります。
肩が鋭い痛みから鈍い痛いに変わり動かしにくくなっていませんか?
肩を動かせる範囲が狭くなり、腕を上げる運動や後ろに回す動きが取りづらくなる拘縮を起こします。
夜に痛みが強くなる、何もしていなくても痛いことはありませんか?
四十肩・五十肩の急性期の方の症状です。すぐに治療をしましょう。
動かなくなった肩をそのまま放っておいていませんか?
痛みの為に肩の筋肉を動かさないでいると組織の癒着が起こりさらに動かなくなって治癒が長引きます。 -
四十肩・五十肩に対する当院の考え
四十肩・五十肩は関節痛の一種です。年齢を重ねると、肩の関節がスムーズに動かなくなることがあります。
加齢によるものが多く、特徴として肩を上げたり水平に保つのが難しくなります。日常の動作の中で自然と上にあげる動きがしづらくなったという症状が出ます。
肩こりと勘違いする方がいらっしゃいますが肩こりは筋肉の緊張などから起こるものが多く、老化による人体や筋肉の変性によるものが多い四十肩や五十肩とは明らかに違うと言えます。
自然回復することもありますが早期に治療をしていくことで経過や予後も良くなるため早期の治療が必要であると当院は考えております。 -
四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか
初期老化の症状として、半年から一年で治ると言われることもありますがそれ以上の長期を要する方がいることも事実です。
放置する事で痛みが変わらずに肩がより痛くなるなどの後遺症が残ってしまうことがあります。
肩の痛みが長期的に続き動きが出なくなってしまうことがあります。日常生活で腕が肩より上に動かなくなると洗濯物が干せなくなったり掃除が出来なくなったり、大好きなスポーツ活動が出来なくなったりこれからの長い人生を嫌な気分や不安な気分のまま過ごしていくのは非常に嫌だと思います。
生活環境の変化などで最近では30代で症状が出ることもあります。
人生100年時代。痛みのない健康な体を維持しましょう。 -
四十肩・五十肩の改善方法
急性期、慢性期、回復期に分かれます。
急性期の場合はできるだけ肩を使わないようにし安静にすることが必要です。
患部が熱を持っているようなら冷やし痛みを伴う動きは避けることが重要です。慢性期の場合は肩を温めることが重要になってきます。この時期に入ると逆に肩を温めないことが必要になります。
血流を良くするストレッチなど無理のない運動が大変効果的です。
痛みがひどい時は症状を悪化させることがあるため控えて下さい。回復期は痛みがほとんどなくなりリハビリに最適です。ここで関節の可動域を広げる運動を怠ると元の関節の可動域まで回復しないことがあるため慢性期以上に肩を動かす事を意識してしっかりリハビリを行いましょう。
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四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは?
四十肩・五十肩に対する当院の治療メニューとして肩甲骨はがし、筋膜ストレッチ、矯正治療、鍼治療などが効果的です。
痛みが残らないようにするだけでなく、関節が動かなくならないように拘縮予防をしなければいけません。
関節の動きが出せない急性期の痛みの方には鍼治療、慢性期の方には筋膜ストレッチや矯正治療を、回復期には肩甲骨の動きをしっかりと出す肩甲骨はがしが良いと思います。
肩の不調にも様々な原因があり四十肩・五十肩の原因にも同じ姿勢を長時間続けて起こる方や姿勢の悪さで起こる方、筋肉を使わないことで硬さが強く出てしまっている、栄養不足や食事のバランスなどによってもなることがあるため最適な治療提案をしていきます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
肩甲骨はがしでは上肢の動きを制限している肩甲骨や上腕の動きを整え上腕の可動域を向上させていきます。疼痛の緩和や可動域を上げる目的以外にも肩部の血流の増進も期待できるため痛みが落ち着いて来たら早期に肩甲骨はがしで動かしていくことをおススメしています。
筋膜ストレッチは直接肩部だけにアプローチするのではなく全身にある筋膜をゆるめていきます。筋膜とは第二の骨格と言われることもあり筋繊維一本一本にも張り巡らされているため筋肉の硬さをとるだけでなく筋膜の動きを良くすることができます。
矯正治療は前述した姿勢の悪さからくる四十肩・五十肩の方におすすめです。当院の矯正治療は姿勢の改善だけでなく関節の可動域や身体の柔軟性を緩めることも可能なため非常に効果的です。
鍼治療では痛みが強く関節を動かせない方や筋肉の緊張が強くし合うでは筋緊張が緩和されない方にオススメです。髪の毛よりも細い鍼を指圧では届かない患部の深い筋肉まで刺激できるため効果的です。
改善するために必要な施術頻度は?
症状の強さによっても治療頻度は変わりますが痛みの強い時期にはしっかりと痛みを緩和させるために頻度を高く続けて通って頂く必要性があります。
特に痛みの強い時には毎日でも通って頂きその都度に治療頻度の提案をさせて頂きます。
慢性期、回復期になると週に通える頻度をしっかりと決め週に約2日から3日くらいの頻度で通って頂く事をおススメします。
しっかりと良くしなければ慢性化してしまうこともあるため長い目でしっかりと施術を行う事が大切です。