坐骨神経痛の改善報告
坐骨神経痛の改善報告
患者様の年代
60代
患者様の性別
女性
ご職業・生活スタイル
主婦、旅行に出かけることが趣味
症状の発生時期・きっかけ
昨年の冬頃、旅行から帰っている新幹線の中トイレに行こうとイスから立ち上がった際に足に痺れが発生。その方は映画やドラマを見るのが好きで長時間座っていることが多く、運動はあまりやらない方でその影響により筋肉が固くなり坐骨神経を圧迫し痛みが発生、しかしすぐに病院には行かずに放置していた結果、より筋肉が固くなり坐骨神経をより圧迫し痛みが増してしまい。睡眠中にも痺れが発生してしまい睡眠にも障害が起きてしまった為、治したい一心で当院にご来院されました。
日常で何ができなくて困っていたか?
ご来院された初日は睡眠中の痺れ、イスなどから立ち上がる動作、長時間の歩行、長時間の坐位ができなくなってしまい。好きな旅行、映画やドラマ鑑賞もできない程症状が悪化してしまい、動作確認ではモモの裏の筋肉などが硬くなり柔軟性も低下してしまっている状態でした。特にご本人は大好きな旅行ができないことが辛いとのことでした。
どのような施術を行ったか?
初日は指圧、矯正、筋膜ストレッチを行い坐骨神経周囲の筋肉の柔軟性をあげました。数回を行い症状が治ってきて骨盤周りの筋肉の硬さを改善するために骨盤はがしを追加で行いさらに症状の改善がみられました。姿勢の悪さ、運動不足により筋肉が固くなっているため最初の段階としては柔軟性を上げることに集中し、そこから矯正で姿勢改善を行いつつ運動指導を行いました。施術中の途中で患者様の体幹が弱いことに気づき電気療法で体幹に刺激し体幹の安定性を測り姿勢維持を行いました。
施術のポイント・解説
指圧、筋膜ストレッチ、骨盤はがしは足の硬さ、骨盤の可動域制限を改善することで坐骨神経の圧迫改善と骨盤の可動域改善を図りました。結果、骨盤の可動域が上がり坐骨神経の圧迫が減り症状改善致しました。
矯正は姿勢改善を目的に行いました。理由として長時間座ることが多かった患者様は前傾姿勢になってしまい、猫背姿勢となり骨盤の可動域が制限があった為、本来の正しい姿勢にすることで根本改善となり坐骨神経痛の再発を防ぎました。
通院頻度・期間の目安
通院頻度として初期段階は硬さと痛みが強い為週3回を5回の1ヶ月半、その後症状が軽減した為状態確認をしつつ可動域改善を週2回を8回2ヶ月半を行いました。結果として下半身の柔軟性改善、坐骨神経痛の軽減、姿勢改善につながることができました。後半は週1回の4回の1ヶ月で運動指導、姿勢維持を行いました。
施術後の変化・現在の状態
3回目で痺れの軽減、5回目で痺れの消失、7回目で趣味の旅行に出かけて問題なく楽しむことが出来ました。姿勢の変化は10回目から変化を実感し検査で改善が見られました。3回目から5回目にかけて生活動作指導を行いつつ10回目以降から運動指導を入れ姿勢維持と柔軟性維持を中心に行ったことで症状の改善と健康維持に繋がりました。
患者様からの喜びの声
患者様からは初回の時点で趣味の物が出来ないことで今後どうなるか不安だったと言っておりましたが施術を続けることで身体の変化を感じ笑顔が増え最終的には趣味の旅行に行けることが出来たことが何よりの喜びででした。
今後は健康を意識して通院を継続していきたいと仰ってくださいました。
担当者からの結び・アドバイス
上記の患者様だけでなく坐骨神経痛はどの年代でも発症するものです。症状が出始めた段階で施術を受けて頂くことが何よりの私共治療家の願いでございます。我慢することは身体にとって最大のストレスになります。周りに相談することが出来ない方へ勇気を出して当院へご来院ください。皆様の健康が何よりの治療家の願いであります。坐骨神経痛はデスクワークなど長時間座位の方、運動不足方など症状が出ます。少しでも足に違和感がありましたら是非当院にご相談、ご来院ください。




